2010年7月9日金曜日

Linuxでモニタの電源を管理

現在古いノートPC(ThinkPadR50e)のLinuxサーバ化を計画中で、いろいろ試してます。

今回はモニタ(ディスプレイ)の電源をLinux側からコントロールする方法について調べてみました。

フタを閉じればモニタの電源もOFFになるんですが、放熱のためフタは少し開けておきたいと思います。

そうなるとモニタは付きっぱなし状態。電気代もかかるし、ムダな熱も発します。

ググってみると、settermというコマンドがあるのがわかりました。
http://www.atmarkit.co.jp/flinux/rensai/linuxtips/253usedpmscon.html

まずはページにあるコマンドをそのまま実行。
# setterm -blank 5 -powersave on -powerdown 15
cannot (un)set powersave mode


よくわかりませんが、パワーセーブモードに対応してないのでダメなようです。
さらに確認のため、

# setterm -powerdown 1

とやるとエラーは出ませんが、モニタの電源は落ちませんでした。-powerdownも対応してないようです。
というわけで、

# setterm -blank 1

としてみました。
1分経ったら画面が真っ黒になり、コンソールから何か入力したりマウスを動かすと戻ります。

この状態だと画面が黒くなるだけでモニタは点灯しています。
電源OFFにしたいので、他の方法がないか探してみると、vbetoolというのが見つかりました。

http://tmp.blogdns.org/archives/2009/03/post-306.html
http://diary.sshida.com/20081027-3-diary.html

# yum install vbetool
であっさりインストールOK。

# vbetool dpms off
これで消灯。
# vbetool dpms on
これで点灯。

他にオプションでstandbyとかsuspendとかあるので試してみましたが、offと同じでした。

/etc/rc.d/rc.local/usr/sbin/vbetool dpms offを追記。これで次回起動時からモニタの電源はOFFになります。

ただ、起動後にモニタを点けたい時はちょっと面倒。

ssh接続できれば問題ありませんが、直接コンソールから入力する場合、画面が真っ黒な状態で『root[Enter]パスワード[Enter]vbetool dpms on[Enter]』とキーボードから入力しないといけません。

まあ滅多にないことだと思うので、とりあえずvbetoolを使ってみます。

2 件のコメント:

  1. 消灯できなくてずっと困っていました。
    ありがとうございます。

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  2. 助かりました。こんなんを探してた。

    ノートPCがレジュームに対応してなくて、

    一度閉じるとモニターが消灯のままで。

    これで消灯・点灯もできようになりました。

    thk

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