今回はモニタ(ディスプレイ)の電源をLinux側からコントロールする方法について調べてみました。
フタを閉じればモニタの電源もOFFになるんですが、放熱のためフタは少し開けておきたいと思います。
そうなるとモニタは付きっぱなし状態。電気代もかかるし、ムダな熱も発します。
ググってみると、settermというコマンドがあるのがわかりました。
http://www.atmarkit.co.jp/flinux/rensai/linuxtips/253usedpmscon.html
まずはページにあるコマンドをそのまま実行。
# setterm -blank 5 -powersave on -powerdown 15
cannot (un)set powersave mode
よくわかりませんが、パワーセーブモードに対応してないのでダメなようです。
さらに確認のため、
# setterm -powerdown 1
とやるとエラーは出ませんが、モニタの電源は落ちませんでした。-powerdownも対応してないようです。
というわけで、
# setterm -blank 1
としてみました。
1分経ったら画面が真っ黒になり、コンソールから何か入力したりマウスを動かすと戻ります。
この状態だと画面が黒くなるだけでモニタは点灯しています。
電源OFFにしたいので、他の方法がないか探してみると、vbetoolというのが見つかりました。
http://tmp.blogdns.org/archives/2009/03/post-306.html
http://diary.sshida.com/20081027-3-diary.html
# yum install vbetool
であっさりインストールOK。
# vbetool dpms off
これで消灯。
# vbetool dpms on
これで点灯。
他にオプションでstandbyとかsuspendとかあるので試してみましたが、offと同じでした。
/etc/rc.d/rc.localに/usr/sbin/vbetool dpms offを追記。これで次回起動時からモニタの電源はOFFになります。
ただ、起動後にモニタを点けたい時はちょっと面倒。
ssh接続できれば問題ありませんが、直接コンソールから入力する場合、画面が真っ黒な状態で『root[Enter]パスワード[Enter]vbetool dpms on[Enter]』とキーボードから入力しないといけません。
まあ滅多にないことだと思うので、とりあえずvbetoolを使ってみます。
消灯できなくてずっと困っていました。
返信削除ありがとうございます。
助かりました。こんなんを探してた。
返信削除ノートPCがレジュームに対応してなくて、
一度閉じるとモニターが消灯のままで。
これで消灯・点灯もできようになりました。
thk