2010年6月29日火曜日

sshでパスワードなしでログインする

まずは接続元サーバで、接続元のユーザー(adminとします)でキーを作成。DSAで。
$ ssh-keygen -t dsa

キー保存先を聞かれますが、デフォルトでいいと思います。
続いてパスフレーズも聞かれます。ここ大事です。
普通にパスフレーズを入力してもいいですが、何も入力せずにEnterすることもでき、その場合パスフレーズなしになります。
パスフレーズなしにしておくと、ssh接続の際に毎回パスフレーズを入力しなくて済みます

これで/home/admin/.sshのディレクトリに、id_dsaとid_dsa.pubが生成されます。

id_dsaはそのまま。id_dsa.pubは接続先サーバに持って行きます。

そして接続先サーバで以下を実行。

$ cat id_dsa.pub >> $HOME/.ssh/authorized_keys
$ chmod 600 $HOME/.ssh/authorized_keys

以上で設定完了。
sshすると、パスフレーズなしの場合は即接続。パスフレーズありの場合は入力を求められ、認証が通れば接続できます。

なお、パスフレーズありの場合でもssh-agentとssh-addを使った仕組みを用意する必要すれば、パスフレーズ入力が自動化できるようです。

xrea,coreserverでのサーバー移動(引っ越し)

自分はレンタルサーバーのxreaとcoreserverを使ってます。
このkawama.jpもxreaに置いてたんですが、接続が重くなったり、一時的に繋がらなかったりすることが出てきたので、サーバーの移動をしてみました。

以下、その手順です。


※s1サーバーからs2サーバーへ移動するケースを想定
・新規でs2サーバーにアカウントを作る。アカウント名は既存のサーバーと同じにする。
・1~2日待つ。(※1)
・s1の管理画面にて、mysqlのDBを全部保存する。DBの数ぶんmysql_dbname.dumpができているのを確認。
・s2の管理画面にて、サーバー間コピーをする。s1サーバーからミラー(削除なし)ですべてのファイルをコピーする。(※2)
・s2の管理画面にて、s1と同じDB名でデータベースを登録し、DBを復元する。
・s1の管理画面からs2の管理画面にcronjobを移す。手作業。
・s1の管理画面からs2の管理画面にドメインウェブを移す。(テキストで一括。強制設定する)
・s1の管理画面からs2の管理画面にドメインメールを移す(テキストで一括。強制設定する)
・動作確認をする。※3
・動作確認OK後、DNSを変更。s2に向ける。

(※1)アカウント作成後はアカウントに割り当てられるリソースが少ないため、サーバー間コピーが失敗してしまうから。 http://sb.xrea.com/archive/index.php/t-11899.html
(※2)仕様の問題なのか、サーバー間コピーをするとパーミッションが変わってしまうので注意。777のディレクトリが705になってたりします。
(※3)自分の場合、hostsにs2のIPを書いて確認しました。


以上で無事に移動が完了しました。

なお今回の移動でxrea,coreserverの使い方のコツみたいなものを感じたので、メモしておきます。


■ドメインは自前のものを用意する
yourid.s1.coreserver.jp などのアドレスは、サーバーを移動したら使えなくなるので、なるべく使わないほうが無難。
あとxreaで1個、coreserverで10個まで使えるサブドメイン(***.xrea.jpとか***.coreserv.comとか)はサーバーを移動すると一緒に移動されますが、xreaから他のレンタルサーバーへ移動するという可能性もあるので、あまり依存しないほうがいいと思います。
またcoreserverで複数サブドメインを登録している場合、サーバー移動と同時に移されるサブドメインは最初に登録したひとつだけのようです。2個目以降は削除→再登録という手順が必要でした。

■cnameを使う
ドメインを多数所持しており、それらをxrea,coreserverで使っている場合はcnameを使うとサーバー移動の時に便利です。
aネームでIPを割り当てるのは一つだけにし、それ以外はcnameを使うようにすると、サーバーを移動してもaネーム指定したものだけを変えればいいからです。

具体的にはこんな感じ。


example.comのDNS設定
a coresrv 123.456.789.123

example.netのDNS設定
cname www coresrv.example.com.
cname @ coresrv.example.com.

example.orgのDNS設定
cname www coresrv.example.com.
cname @ coresrv.example.com.


■DBはなるべく少なく
データベースの数が多いと移行が面倒です。
coreserverはDB数が無制限ですが、移行の手間を考えるとなるべく少なくしておいたほうが無難です。

■パーミッションの変更が必要なファイルやディレクトリはまとめておく
前述しましたが、サーバー間コピーでパーミッションが変わってしまうので、777のディレクトリ(例えばSmartyのコンパイルディレクトリとか)は一カ所にまとめておいたほうが楽だと思います。


だいたいこんなところです。
サーバーを移動してレスポンスが劇的に改善されました。イライラがなくなって本当にスッキリしました。

準備にそれなりの時間がかかりましたが、一度経験しておけば以後はスムーズに移動できると思います。

xrea,coreserverを継続して使っていくのであれば、サーバー移動の経験とスキルは身につけておいて損はないと思います。


※メールに関する注意事項
メール設定を移行した場合は、/Maildirに注意。
サーバー間コピーでルートディレクトリを対象にすると/Maildirもコピーされるが、そのままだとエラーが出てメール受信できない。なので/Maildirの中身を削除したあとにアカウント設定をすること。
http://sb.xrea.com/archive/index.php/t-5494.html

※再度引っ越ししました
coreserverでサーバー再移行

2010年6月25日金曜日

WinDVDでAVCHD Liteの動画を見る

今使っているデジカメの動画フォーマットがAVCHD Liteという形式。デジカメ動画といえばMotionJPGが有名ですが、AVCHDはBD時代の新しいフォーマットだそうです。(Liteは少し解像度が低いバージョン)

当然ですが、画質がきれいです。
が、困ったことにPCで再生するハードルが高いです。WMP12ならスムーズに再生できるようですが、Windows7じゃないと導入不可。

フリーのVLC Playerとかでも再生できるんですが、カクカクしたりしてあまりスムーズとは言い難いです(環境にもよると思いますが)。


いろいろ調べましたが、お金出してソフトを買ったほうが良さそうな雰囲気なので、買いました。


PowerDVD 10 Standard

以前CyberLinkのPowerDirectorという編集ソフトを使ってたので、あまり深く考えずにダウンロード版を購入。

さっそくインストールして再生・・・できない?!

サイトに戻って仕様を見てみたら、なんとStandard版はAVCHD未対応。対応してるのは最上位版のUltra 3Dのみ。
5000円ムダにしました。。


このままではおさまりがつかないので、WinDVDをチェック。


Corel WinDVD 2010 通常版

今度はしっかり体験版DLして再生できるかどうか確認しました。こちらはStandard版でも再生OK。しかもスムーズ。
というわけで結局WinDVDも買って、こっちを使っています。



我ながらひどいミスをしてしまったもんです。
今度から気をつけよう。。

2010年6月11日金曜日

jqueryでカルーセルパネル

amazonの「この商品を買った人はこんな商品も買っています」みたいな、商品がくるくるまわるウィジットを作りたいと思い、jqueryベースのちょうどいいライブラリがないか調べてみました。

こういうのです↓



この手のウィジットはカルーセルパネルと呼ばれています。カルーセルというのはメリーゴーランドのこと。くるくるまわるからそう名付けられたようです。英語だとcarrouselまたはcarousel。rは1個でも2個でもどっちでもいいみたいです。

軽くググって見つけたのがこれら。

jCarousel
定番

jCarousel Lite
jCarouselを軽量化し、導入を簡単にしたもの

Billy Carousel
あまり調べてないが、シンプルな感じ

jquery carrousel
スライダーもついてる。ドキュメントはあまりない

Slider Gallery
Apple風スライドギャラリー

WordPressの各エントリー記事にスライダーギャラリーを飾る
上のApple風のカスタマイズ


上の3つなどはかなり機能が充実していて、マニュアル読んでオプションをいじるだけでも幅広く対応できると思います。


あと参考になりそうなアスキーの記事があったので、貼っておきます。
http://ascii.jp/elem/000/000/173/173575/ http://ascii.jp/elem/000/000/481/481241/

納税コールセンターから間違い督促電話

"納税コールセンター"というところから電話があり、かなり感じの悪いオバチャンに、矢継ぎ早に以下のようなことを言われました。

「あなたは税金を約15万円滞納しています」
「先月通知と納付書を送りました(届いてない)」
「早く納付してください」
「滞納税もかかります」
「1日滞納するごとにどんどん滞納税が増えます」
「お宅の住所は○丁目○番地の○○マンション○号ですね(ちょっと違ってる感じだったので電話口で訂正)」
「都税事務所名義で納付書を再送します」

まったく身に覚えがないので軽く混乱。一瞬詐欺かとも思いました。
仕事中だったし、紙とペンも持ってなかったので担当者の名前も聞かずに「納付書が届いたらすぐ納付します」といって電話を切ってしまいました。


後であらためて考えてみましたが、やっぱり全く身に覚えがない。3月に提出した確定申告は記述ミスがあり、修正申告の後に還付金の額が減るということはあったものの、追加で15万円も課税される覚えはまったくありません。


というわけで翌日、管轄の税務署に電話。記憶してる範囲で上記のやりとりがあった旨を説明すると、「都税事務所に電話してください」と言われる。
続いて都税事務所に電話。これまでのいきさつを説明し、名前と住所を伝えて一旦電話を切る。折り返し電話が来るが、「該当がない」とのこと。

結局よくわからないので、着信履歴から納税コールセンターに電話したら、税務署のほうに電話して確認を取るとのこと。
(ちなみに納税コールセンターは税の徴収に関わる事務を、税務署の下請けとしてやってる機関だそうです)


で、折り返しの連絡が来て、結局ミスだったことが分かりました。

ミスがあったのは納税コールセンターなのか、それとも税務署か、またはその両方なのか。そこまでは教えてもらえませんでしたが、修正申告があった影響でミスを引き起こしたようです。



おかげで落ち着かない気持で1日過ごす羽目になりました。

ミスがあるのはしょうがないと思います。
納得いかないのが最初の電話のオバチャンの態度。特に「1日滞納するごとにどんどん滞納税が増えます」の一言で不安を煽られ、冷静さを失いました。もう少し柔らかい対応であれば、不安も軽減され、落ち着いてより素早く対処できたと思います。
高圧的に、事務的なことしか喋らない・喋れないのであれば、初音ミクでも使ってくれればいいのに、と思います。

まあオバチャンの高圧的な態度くらいで混乱するようじゃ、自分もまだまだ甘いってことでしょうね。


この程度のことでは税務署や納税コールセンターを責めるつもりはありません。
今回のことで思ったのは、「どんな時も冷静に落ち着いて対処しなきゃいけない」ということ。

もういい大人なので、多少のことでは動じないようにしたいですね。

2010年6月3日木曜日

QTTabBarでエクスプローラーのタブ化

PCで作業しているとエクスプローラーのウィンドウがどんどん増えて、目的のフォルダがどれかわからなくなってしまうことがよくあり、これを解消したいと思ってエクスプローラーのタブ化ソフトを導入してみました。

「エクスプローラー タブ」でググるといろいろ出てきます。とりあえず評判の良さそうなQTTabBarを入れてみました。
実際使ってみると、多機能で便利。ただ起動・動作がやや遅いのがネック。エクスプローラー自体が落ちることも多くなった気がします。

で、他のタブ化ソフトも試してみることにしました。

MDIE
HandyTab
TabExplorer

どれも悪くないです。MDIEは多機能で便利。
が、3つとも個人的な絶対要件である以下の2点を満たしていませんでした。

[Ctrl + Tab]でタブ切り替え
[Ctrl + w]でタブ閉じ

FireFoxと同じ操作でタブを扱いたいんですよね。

というわけでちょっと重いけどQTTabBarを使い続けることで落ち着きました。

2010年6月2日水曜日

ieでposition:relativeが正常に表示されない

毎度のことですけど、HTMLコーディングしてたらieだけ表示がおかしくなる問題が発生。

今回はposition:relativeのバグでした。ie6とie7で確認。ie8は環境がないので見てません。

「position:relative ie」などでググると同様の問題で困ってる人がけっこう多いことがわかります。
特にこのあたりのページが参考になりました。

overflow:auto(scroll) 要素内の position:relative(absolute) 要素 注意点
IEでposition:relative;の孫要素のborderが消える