2005年12月15日木曜日

LinuxでUSBメモリを使う(お手軽バックアップ)

知り合いの自宅サーバーがクラッシュし、大事なデータがすべて消えて無くなったという話を聞いてからというもの、「バックアップをちゃんと取らなくちゃいけないなぁ」とずっと考えていた。

で、ある日突然「この、買ってはみたものの、ほとんど使ってないUSBメモリを使えばいいのでは?!」と思いつき、さっそく実行してみた。
「USBメモリ Linux」でググってみたら、いくつか参考になりそうなページが出てきた。それらによると、

# mkdir /mnt/usbfm
# mount -t vfat /dev/sda1 /mnt/usbfm/


すればいいとのこと。で、そのままやってみるけど、ダメ。

うーん、なんでだろ。と思いつつ、ls /mnt とやってみたら

/mnt/ClipDrive_______-sda1/

という、見慣れない名前のデバイスがマウントされてる。

/var/log/messages を見てみたら

murasaki.usb[11800]: usb device is added

というログが。なんだかよくわからないけれど、「murasaki」というのが自動でマウントしてくれた様子だ。さっそくUSBメモリにファイルの出し入れをしてみる。さすがUSB。速い。

これですべての準備は整ったので、バックアップ用のコマンドをcronに仕込む。バックアップを取るのはmysqlのdumpデータとpublic_html以下すべてをtar.gzで固めたもの。あわせて70MB弱なのでだいぶ余裕がある(使ってるUSBメモリは128MB)。cronの実行時刻は毎早朝4時にした。

。。。

翌朝起きて、USBメモリを見てみたら、バックアップファイルたちのタイムスタンプがきっちり4時になっていた。よしよし。

USBメモリでのバックアップ、かなりお手軽なのでオススメ。最悪の事態が起こったときでも大切なコンテンツは残るので、枕を高くして寝られますw。

あと、最近はGBクラスのUSBメモリも発売されてるので、画像など容量の大きいファイルのバックアップにも使えるかも。

ちなみにこの記事で使った環境は、

USBメモリ:バッファローのClipDrive 128MB
ハード:IBM NetVista M42 Slim
OS:VineLinux3.2

です。

1 件のコメント:

  1. cronでの定期バックアップ

    定期的にmysqlのDBをバックアップするためのシェルを作る。#!/bin/bash/usr/local/mysql/bin/mysq...

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