2007年2月14日水曜日

フォーマットしたHDDからデータ復旧

最近、愛機Let's note CF-Y4の動作(特に起動や終了)が遅くなってきているのが気になっており、この週末を利用してOSのクリーンインストールを実施しました。
そこで悲劇が。
詳しい話は割愛しますが、大ポカをしてバックアップデータを紛失した状態でLet's noteにOSを再インストールしてしまいました。。。
仕事のデータも、mp3も、息子の写真も、、、すべて消えた。
終わった。何もかも終わった。。。
、、、と思ったんですが、そういえばHDDのデータは復旧ツールを使えば戻せるという話を思い出し、早速グーグル先生で調べてみました。
探すと結構いろいろなツールがありました。特にファイナルデータというソフトは名前を聞いたことがあるだけあって、結構有名なものらしい。
それからR-StudioデータレスキューPROというソフトも。こちらは見るのも聞くのも初めてだったんですが、ウイルスソフトで定評のあるNOD32を出しているキャノンシステムソリューションズ社製のものなので、信用できそうな雰囲気。
お値段は、ファイナルデータが8,715円に対し、R-Studioは10,290円。いずれもダウンロード販売です。
とりあえず購入前にこの2つの体験版を落とし、HDDのスキャンをかけてみる。
【限定特価】ファイナルデータ2007 特別復元版
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R-Studio データレスキュー PRO ダウンロード標準版
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まずはR-Studioから。スキャンは2時間ほどで完了。しかも、どうやらデータはほとんど復旧できるようだ。すげー
続いてファイナルデータ。スキャンは、、、一晩かかってようやく完了。遅い。。復旧できるデータもR-Studioと大差ない様子。
ちなみに自分の感覚では、ファイナルデータは初級者向け、R-Studioは中上級者向け、って感じがしました。
ファイナルデータはウィザード風のインターフェース。シンプルで分かりやすいですが、かなり大味。
R-Studioはエクスプローラー風のインターフェース。結構とっつきにくくて、操作に手間取りましたが、慣れさえすれば多機能な分、心強いです。
というわけで、R-Studio購入が決定。ベクターのダウンロード販売で買いました。こういうとき、DL販売って便利ですね。
さあ、いよいよデータ復旧です。あたりまえですが、復旧するデータの容量に応じたデータ領域が必要になります。ちょうど空いているハードディスクがなかったので、ダッシュでヨドバシカメラまで行って、これを買ってきました。
HD-PHG80U2/UC USB 耐衝撃/セキュリティ HD

いやあ、最近の外付HDDって便利ですね。コンパクトでかっこいいし、ケーブル細いし、USBから給電できるし、仮想CD/DVD機能とかもついてるし、すごい便利。
気を取り直して、データの吸出し開始!!
フォーマットされたHDDからグングンデータが吸い出され、外付HDDに取り込まれる。一時間ほどで作業は完了。
カテゴリ構造が一部を除いて壊れており、それらを元あった場所へ戻すという作業が発生しましたが、結局データはほぼすべて復旧することができました!
いやー、本当に助かりました。神様、仏様、R-Studio様です。HDD関連でトラブった場合は、焦らず騒がず、まずはデータ復旧ソフトを試してみるといいですね。勉強になりました。
・ ・ ・
余談ですが、興味本位でデジカメで使ってるSDカード(512MB)をR-Studioでスキャンしてみました。すると、出てくる出てくる。削除してゴミ箱に入れた画像データもかなりの量が復旧可能でした。
「データの削除は論理的に削除フラグを立てるだけだから、復旧しようと思えば簡単に復旧できる」っていう話はよく耳にしますけど、実際にこうやって見てみると本当なんだなぁーってのが実感できました。
間違ってファイルを削除しちゃってもR-Studioがあればかなりの高確率で復旧可能ということです。これは便利だ。
でも、逆に言うとPCを他人に譲ったり中古屋に売ったりするときは注意が必要ってことですね。怖い怖い。
今回の騒動ではかなりのお金と時間を費やしてしまいましたが、いろいろな意味で勉強になりました。

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